先日リクルートの関係でさる大学に就職説明会に行ってきた。
１コマ４０分で全部で４コマあり、説明する側はひたすら学生さんが来てくれるのを待つ。ウチの職場にあてがわれた教室には他に２つの職場が入っていて、学生が入ってくると、どこの職場目当てに来たのか席に着くまでそれぞれが固唾を飲んで見守る。
結果的にうちのブースに来てくれた学生さんは教室内の職場の中で一番少なく、１人も来ないコマも普通にあった。
他の会社が一生懸命業務説明してる中、下を向いてスマホをいじりながら時間が過ぎるのを待つ感じは、まるで私が学生時代に、体育の時間にスポーツのチームを作るために複数のリーダーがメンバーをそれぞれ指名する中で、運動の苦手な私は結局最後まで残ってしまった、みたいな記憶を呼び起こさせた。
しかしその経験があったから今回耐えることができた、と言えるかもしれない。
世の中は間違いなく競争社会であることを再認識した出張だった。そして多分、子供のうちからそのことは知っておいたほうがいい。
