メガネ

私の数少ない自慢の一つに「視力が良い」があるのだが、いよいよ老眼が強くなってきた。職場の健康診断によると、遠くは1.2だが30センチ視力は0.5だそうである。

 

というわけで生まれて初めてのメガネ(老眼鏡)を作った。50歳にしてついに眼鏡デビューである。


近距離専用を作ったのだが、近くがよく見えて普通に感動する。ただし、当然ながら1mより先を見るとボヤけるのでメガネを外す必要がある。

 

映画などでよく見る、頑固物の老職人がわざわざメガネを下にずらして裸眼で客をジロっと睨む意味が、この歳になってようやく理解できた。彼に悪気はなかったということだ。