シチュー

前回は肉じゃがのことを書きましたが、今回はシチューの話である。

 

日本では赤いシチューより白いシチューのほうがメジャーだと思うが、白いシチューが広まった要因は戦後の食糧事情がよくない時代、子供に栄養価の高いものを与える目的で政府が給食に導入したからだそうだ。そしてシチューのルーが販売され、家庭にも広まっていったとか。

 

なるほど外食で食べるシチューは赤シチューが多く、白シチューはだいたい家で食べるものというイメージがある。

 

そして白シチューは日本人のためにご飯に合うように改良されているのだが、かえってこれがご飯にシチューを「かける」「かけない」で論争を呼んでいる。


ネットによると五分五分みたいだが、お互いの敵視っぷりは笑えるレベルである。赤の他人ならいいが、新婚さんで意見が分かれると割とマズい問題である。

 

シチューでこれなんだから、人類から争いを除くことは絶対に不可能であると確信している。