肉じゃが

職場の同僚から聞いたのだが、肉じゃがは同じ食材を使う洋食がルーツになっているとか。

 

調べてみると、東郷平八郎が船上でビーフシチューを作れと無茶な命令をし、料理人が苦心の末完成したのが肉じゃがになったという説があるそうだ。


そのとき東郷さんは呉にいたことから、呉は「肉じゃが発祥の地」をPRしているとか。

 

この説のとおり東郷平八郎が日本初かどうかは正直微妙だと思う。ありふれた食材であるし、同時多発的にどこかの誰かが作ってはいるけども、東郷平八郎クラスの要人なら日々の動静が記録されているだろうから、それが文献として唯一残っている、あたりが正直なところだろう。

 

それでも海軍元帥が肉じゃがを生んでいるギャップは、例え伝説が眉唾であってもロマンがあって面白い。