家系ラーメン

休日はなるべく散歩をするようにしている。

 

普段は買い物がてら本通まで3キロくらい歩くのだが、道中の道も見慣れたものとなり少し飽きてきたところ。

 

そんなわけでまったく逆方向の祇園方面を歩くことにしたのだが、そこに家系のラーメン屋を見つける。広島のラーメンはほとんどが細麺だから、ここでは家系の太麺は珍しいのだ。

 

太麺を食べたのは1年以上ぶりだし、やはり茨城では太麺を好んで食べていたから、少しノスタルジックな気持ちになったよ。それはまるで、外国で和食を食べるときの気持ちに少し似ているかもしれない。

 

しかしそれは同時に、今住んでいるこの場所に馴染もうという覚悟が自分に足りていないという罪悪感の気持ちも同時に起こさせるのだ。やっぱ海外に行ったらその土地のものを食べないと意味がないと思うし。